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沖東交通グループは1月からスマートフォンの無料アプリケーション「全国タクシー配車」でタクシーを呼ぶサービスを始めている。言葉を話さなくても画面上でタクシーを呼べることから、難聴者や言葉が不自由な人でも安心して利用できる。5月からは全車両に筆記用具を常備し、運転手が筆談で対応できるようにしている。ドアに貼った「耳マーク」シールが目印。
「耳マーク」の使用は全日本難聴者・中途失聴者団体連合会から承認された。シールには「耳の不自由な方は筆談しますのでお申し出ください」と書かれている。
新垣馨営業部係長は「電話でのやりとりが不要で、誰でも便利に使える機能なので、ダウンロードしてどんどん使ってほしい」とPRした。
新垣聖達・事業部営業促進部長は「翌日予約も可能なので、タクシーが混み合う雨降りの日にも使える」と話した。
1月にスマホでの配車を始めてから、月300~400件の利用があるという。