「目指すは全国上位」 レスリングで今帰仁中の4人


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全国大会で上位入賞を目指す(左から)與那嶺明輝君、與那嶺琉馬君、宮城海君、城間喜久君=17日、北部農林高校の武道場

 【今帰仁】やんばるレスリングクラブ(與那嶺将義監督)に所属する今帰仁中学校の生徒4人が、6月8、9日に茨城県で行われる沼尻直杯第39回全国中学生レスリング選手権大会に出場する。

4人は上位入賞を目標に掲げ、日々練習に汗を流している。
 同大会県予選を兼ねた第5回沖縄県少年少女レスリング・ニライカップで、與那嶺明輝君(12)=1年、同村与那嶺=は1位、與那嶺琉馬君(14)=2年、同=が2位、宮城海君(13)=2年、同村古宇利=が4位、城間喜久君(14)=3年、同村仲宗根=が1位となり、全国大会への切符を手にした。
 現在は全国大会に向け放課後に、県立北部農林高校レスリング部(屋比久保監督)の協力で、レスリング部の高校生と一緒に練習に打ち込み、技術や精神面などを鍛えている。
 38キロ級の明輝君は「初戦から気持ちを入れ頑張る」と気合十分。42キロ級で明輝君の兄・琉馬君は「今までの練習の成果を出し切りたい」と力を込める。53キロ級の海君は「自分のレスリングを一生懸命やる」と語り、110キロ級の喜久君は「昨年の全国大会は3位だったので、今年は優勝を目指す」と目標を掲げた。
 與那嶺兄弟の父親で監督の将義さん(41)は「高校生と合同練習し、技術や体力が向上してるので全国でも入賞を期待できる」と期待を込めた。
(新城孝博通信員)