米F15墜落で県や各党が抗議 「県民の命は重大な危機」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 28日に発生した米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機の墜落事故を受け、共産党県委(赤嶺政賢委員長)は29日午前、外務省沖縄事務所を訪れ、「漁船を巻き込んだ重大事故になりかねない。県民の命と暮らしは重大な危険にさらされている」と抗議し、同型機の飛行・訓練の即時中止などを求めた。午後には県や自民党県連なども関係機関を訪れる予定で、事故に対する抗議が拡大している。

 県の又吉進知事公室長は29日午後に沖縄防衛局や在沖米空軍などを訪れ、事故原因究明までの同型機の飛行中止と再発防止策などを求める。共産党県委は沖縄防衛局にも抗議するほか、自民党県連、公明党県本も関係機関への抗議要請を予定している。
【琉球新報電子版】