日中漁業協定の見直しを要請 高良副知事


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 【東京】県の高良倉吉副知事らは29日、2000年に発効した日中漁業協定で、中国漁船が日本の漁業関係法の適用外となり、沖縄近海のサンゴの乱獲などを招いているとして、農林水産省に江藤拓副大臣を訪ね、協定の見直しを要請した。高良副知事によると、江藤副大臣は「時間をかけてしっかりやっていきたい」と述べ、見直しを検討する考えを示した。

 高良氏は「資源の枯渇につながる深刻さを認識し、政治問題としてしっかりと交渉してほしい」と述べた。
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