「雷神!ミエルカ」 宮古島、環境保護にキャラ活用


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「雷神!ミエルカ」メンバーと下地敏彦宮古島市長(右から2人目)=29日、同市役所

 【宮古島】風力・太陽光発電導入や二酸化炭素排出量削減など、宮古島を挙げて進められている「すまエコプロジェクト」をさらに広げようと、イメージキャラクター「雷神!ミエルカ」が誕生した。

テレビ番組やテーマソングも制作し、市民の環境意識向上につなげたい考えだ。
 雷神―は地球で最も美しい島「かぎすま」が舞台で、ミエルカが主人公。排気ガスとごみの島にすることをたくらむガマラス怪人や、家政婦に成り済まして他人の家を渡り歩き電気を使いまくり、ガマラス怪人を操るムムマッファなど個性豊かなキャラクターと戦う。夏休みに宮古テレビで放送する予定だ。
 29日に宮古島市役所で記者会見があり、下地敏彦市長は「子どもたちも一緒に、すまエコの推進につなげたい」と強調。キャラクターを提案した宮古テレビの與那覇昇社長は「未来の大人たちに向けたエネルギー教育に貢献したい」と話した。