宜保市長がラジオ解説 豊見城市長杯学童野球大会


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 【豊見城】豊見城市の宜保晴毅市長は26日、同市の与根漁港広場で行われた第11回豊見城市長杯学童軟式野球大会の決勝戦を放送するラジオ中継に、解説者として初出演した。

市長に就任する前は、この日優勝した「高安ジャガーズ」の監督を務めていた宜保市長。指導者の観点から、専門的な話を分かりやすく解説し、ラジオを通して児童らにエールを送った。
 試合は、同市豊見城のコミュニティー放送局FMとよみ(安慶名雅明社長、83・2メガヘルツ)が生放送。FMとよみ側の依頼で、宜保市長の初の出演が決まった。
 安慶名社長は、宜保市長の解説について「監督をしていただけあって、バッテリーの配球内容を読んでいた。なかなか良い解説だった」と絶賛した。
 宜保市長は「少年野球は、青少年育成が目的で、勝負の結果のみを求めるわけじゃないことを伝えたかった。(ラジオ解説は)初めての経験だが、やみつきになりそうだ」と笑顔で話した。
 参加17チームの中、準優勝は豊崎ベースボールクラブ、3位には豊見城ドリームス、我那覇少年野球が輝いた。

専門的な内容を分かりやすく解説する宜保晴毅豊見城市長(左)と実況担当の安慶名雅明FMとよみ社長=26日、同市与根
宜保市長(右)から優勝旗を受け取る高安ジャガーズのメンバー