常務に島田・森田氏 大同火災海上保険


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 大同火災海上保険は31日の取締役会で、常務に取締役の島田洋之氏(61)と、東京海上日動火災保険理事広島支店長の森田喜和氏(54)の2氏を充てる人事を内定した。上間優社長(57)らは再任。非常勤監査役に琉球銀行取締役の高良幸明氏(56)を充てる。照屋侑非常勤会長、檜垣充男専務、池端透非常勤監査役は退任する。

 2013年度からの新中期経営計画(中計)に伴う機構改革で事故の未然防止強化に向け「あんしん・あんぜん推進室」を7月から新設することも決めた。
 13年度は損保収入保険料180億円が目標。6月から初めて取り扱う生命保険で中計最終年度の15年度までに契約件数5600件を目指す。18年度までに生保件数9300件、手数料1億円と収益の大きな柱としたい考えだ。
 上間社長は「12年度までの第10次中期経営計画で、個々の施策の中にはまだ道半ば、あるいは芽出しできた段階の施策も数多くある。11次中計も営業力の強化、損害サービス態勢の充実、業務品質の向上の基本戦略をさらに進化させていく」と述べた。