FBで「いいね」発信 石垣市在住外国人が街中探険


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桃林寺の門構えを撮影する石垣市在住の外国人=5月25日、石垣市内

 【石垣】市内に在住する外国人に石垣島の魅力を知ってもらい、ソーシャルネットワークサービス大手のフェイスブック(FB)で海外向けに情報を発信してもらおうと、石垣市は5月25日、「FBワークショップ・街中探検」を開催した。市の国際交流員ジェン・マーサ・キューさんの案内で約10人の外国人が市街地を観光し、FB上の「友達」に情報を発信した。

 参加者は市内で最も古い寺の桃林寺や八重山かまぼこ店、商店街、サーターアンダギー店などを散策。各ポイントで説明を受け、デジタルカメラやスマートフォン(多機能携帯電話)などで風景を写真に撮り、フェイスブックにアップロードしていた。
 かまぼこ店では、八重山独特の「たらし揚げ」や「まーるぐゎー」を試食。中心市街地が埋め立て地で、元は海だったという説明に感嘆の声を上げていた。
 市はFBページを立ち上げて情報発信に取り組んでいる。在住外国人の協力で海外への情報発信や、海外客にとって魅力ある観光地作りに役立てたい考えだ。