【渡嘉敷】渡嘉敷村立阿波連小学校(仲村宗男校長、児童数22人)は7月2日に行われる「ハナリ島遠泳」に向けた本年度初の水泳学習を5月27日、阿波連ビーチで開始した。
同校のすぐ目の前が阿波連ビーチという立地条件を生かし、PTAや地域などの協力で26年前から初めたこの遠泳は、同校の特徴的な学校行事。
梅雨空の雨続きで水泳訓練が心配されたが、この日は久しぶりの快晴の夏日。「あはりっ子」たちは教諭の指導の下、真白な砂浜で準備体操の後、透き通ったマリンブルーの海で水しぶきを上げ、基礎練習に取り組むなど、1年ぶりの水泳学習に喜びを体いっぱい表現した。
約12時間の水泳学習を行い、泳力をつけて本番に挑む。児童たちは「ハナリ島遠泳の完泳を目指し、水泳学習を頑張るぞ」と意気込んだ。
(米田英明通信員)