【中国時報】上海方言で搭乗案内 浦東国際空港


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 上海の浦東国際空港では5月20日から、上海方言による搭乗アナウンスを開始した。地元民の利便性を高めると同時に、観光客に上海らしさを味わってもらおうというもの。

音声は上海市政府の中国版ツイッター「微博」でも公開されており、市民から好評だ。
 方言によるアナウンスを行っているのは、東方航空の香港便と武漢便の2便。中国語(北京語)と英語のアナウンスに後に「儂好(ノンハー)」と上海方言による搭乗時刻案内、搭乗案内、最終搭乗案内が流されている。中国では近年、各地で地元の方言を見直す機運が高まっており、広州では広東語によるバスや地下鉄の車内アナウンスを開始。上海では他の方言のアナウンスを希望する声もあり、方言ブームは全国的に広がっている。