日本一早い新米販売 JAやえやま「全て1等」


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石垣島産ひとめぼれの新米を購入する客=5月31日、石垣市のJAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」

 【石垣】JAおきなわファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」は5月31日、日本一早い新米「石垣島産ひとめぼれ」の販売を開始した。

先着200人には新米で作ったおにぎりを振る舞い、新米の発売を祝った。
 石垣島産ひとめぼれは2月に田植えし、5月末に収穫を始めた。新米検査では全ての米が最高の「1等」と判断され、品質は折り紙付きだ。
 午前9時の開店と同時に入店した客は、店の正面に陳列された新米を次々と購入した。夫婦で15キロ購入した丸田秀雄さん(62)は「おにぎりにして食べたい。7月に本州から子どもが来るので食べさせてやりたい」と、にこやかな表情を見せた。
 JAおきなわ八重山地区本部の下地義次本部長は「田植えの時期は天候が心配だったが、全て1等の評価が出て安心している。丹精込めて作られた日本一早い新米をおいしく食べてほしい」と話した。