ドリームエンゼルV 全国へ 小学生軟式女子野球大会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
優勝したドリームエンゼルの選手ら(左半分)と準優勝の美ら沖縄の選手ら=1日、北谷町桑江の北谷公園ソフトボール場

 【北谷】県女子小学生軟式野球大会(県女子野球育成会主催)が1日、北谷町桑江の北谷公園ソフトボール場で開かれた。出場したのはドリームエンゼルと美ら沖縄のわずか2チーム。

美ら沖縄を5―1で破ったドリームエンゼルが、8月に東京で行われる初の全国大会に、準優勝の美ら沖縄は、熊本県で行われる九州大会に出場する。
 大会には両チームの応援団多数が駆け付けた。父母や男子チームからの大声援を受け、熱戦を展開。試合は1―1の五回にドリームエンゼルの打撃が爆発。4点を追加して試合を決めた。
 応援スタンドからは、はつらつプレーを展開する選手たちに、父母らが熱い声援を送り続けた。
 ドリームエンゼル側は、選手が所属する北谷町の少年野球チーム、浜川ジャイアンツや北玉ライオンズの男子選手たちが応援歌でチームメートを激励。八重瀬町を拠点に県内各地から選手が集まる美ら沖縄側のスタンドには、家族や友達が多く駆け付け声援を送った。
 県大会を主催した仲本裕樹さんは「この子たちがお母さんになった時、子どもが男の子でも女の子でも野球ができる環境を広げたい」と語る。
 優勝したドリーム―の主将・三浦あゆさん=北谷町立浜川小6年=は、「全国大会でも優勝を目指したい」と意気込む。一方、美ら沖縄の主将・仲田琴音さん=浦添市立港川小学校6年=は「沖縄では2位だったけど、九州では1位になります」と宣言した。
 小学生女子の野球情報は「野球っ子応援会ブログ」http://nakamoto716.ti-da.net/で参照できる。