国、米軍機の騒音測定 基地周辺以外に初設置


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 中国山地で低空飛行する米軍機の騒音を測定するため、中国四国防衛局は6日、広島県北広島町と島根県浜田市に騒音自動測定装置を設置すると発表した。防衛局によると、8月下旬から測定を始める予定で、米軍や自衛隊の基地周辺の自治体以外に国が測定装置を設置するのは初めて。

 両地域は米軍が「エリア567」と呼ぶ訓練空域に含まれ、山口県の岩国基地などを飛び立った戦闘機が日常的に訓練を実施。低空飛行訓練による衝撃波でガラスが割れたり、爆音の騒音に悩まされたりするなど、生活に影響が出ている。
(共同通信)