瓶ビールにオリジナルラベル オリオンが新サービス


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「オリオンドラフトP―LABEL」のサンプル画像

 オリオンビール(浦添市、嘉手苅義男社長)は、結婚式や同窓会などで楽しめるよう、メッセージや写真を入れたオリジナルラベルを貼り付けた「オリオンドラフトP―LABEL」の受注を6月下旬から開始する。

Pはプライベートの頭文字。500ミリリットルの瓶ビールで、沖縄本島限定で取り扱う。6日、那覇市のホテルロイヤルオリオンでホテルや宴会場の関係者らを招いた商品説明会を開いた。
 オリジナルラベルの発想は7年前からあったが、写真印刷したラベルだと耐水性などに欠けていたり、一度に生産するラベルが3万枚からと限定されていたため実現できなかったという。オリオンビールのラベル印刷を手掛ける光文堂コミュニケーションズ(南風原町、外間政春社長)が品質を保ったラベルの印刷技術を新しく開発。100枚からのラベル印刷が可能になったため製造を手掛けられるようになった。レイアウト設計から納品まで約60日を要する。
 オリオンビールの宮里政一取締役営業戦略本部長は「オリオンビールは地域の皆さんに支えられてきたので、わが社にしかできないサービスを提供したいと思った」と話した。