第26回わんぱく相撲浦添大会は8日、浦添市民相撲場で行われた。1年の部は屋宜航平(前田)、2年の部は新里一朗(宮城)、3年の部は仲本幸之進(神森)、4年の部は與那覇大地(港川)、5年の部は仲里智隆(沢岻)、6年の部は金城優也(同)がそれぞれ優勝し、団体は沢岻小が2連覇を果たした。
4、5、6年の優勝者は、7月28日に東京都・両国国技館で行われる第29回わんぱく相撲全国大会へ出場する。
◆正面からぶつかる 全国8強以上目指す金城
6年の部は、沢岻の金城優也が頂点に立った。決勝の相手は、軽快な動きを武器に勝ち残った照屋心渉(浦城)。「あれこれ考えると足が出なくなってしまう。思い切り行こう」と、正面からぶつかることを決めていた金城は「のこった」の合図の直後にはたき込みを決め、あっさりと優勝を決めた。
昨年は、5年の部決勝で双子の兄・優太に敗れ「頂上対決で兄と再戦したかった」と話したが「勝てたのはうれしい」とにっこり。
4年前から相撲を始めた金城は、現在バスケットボールと相撲を両立させているスポーツマン。2年前も全国大会で準優勝した経験を持ち「自分の相撲で8強以上を目指したい」と闘志を燃やした。