【中国時報】“小学生カフェ”人気 卒業旅費捻出で校内開業


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台北市の平等小学校では、卒業旅行の費用を捻出するため、5年生が移動カフェをオープンし、売り切れ続出の好調なスタートを切っている。

 カフェでは伝統の「布袋戯(プータイシー)」(指人形芝居)も上演。御祝儀が次々と渡されるほど好評だ。
 同校では卒業旅行としてことしの夏、著名な布袋戯の劇団・巧宛然(チァオワンラン)掌中(しょうちゅう)劇団と同校の5年生が合同で日本公演を企画。カフェは旅費の捻出ばかりでなく、学童の自立と向上心の育成のための試みとして始められた。
 初日はコーヒーメーカーが故障し、キッチンの設計ミスでコンロが使えないなどアクシデントが続出。予定の飲み物やおでんの販売は中止となったが、一口カステラと山芋まんじゅうは大好評。記念グッズなどの売れ行きも上々だった。今後も毎週週末、校内で開催する。