上坂さん日本一(中原小) 三菱アジア絵日記フェスタ


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 【うるま】アジアの24の国と地域の子どもたちが日常の生活を描いた絵日記のコンテスト「2012―2013三菱アジア子ども絵日記フェスタ」(同実行委員会主催)が行われ、日本からの応募4848作品の中から、上阪きらりさん(11)=うるま市立中原小学校6年=の作品が日本一(1作品)に輝いた。

 上阪さんは2年前、京都府から引っ越し「沖縄は初めて見るものが多いからおもしろい」と笑顔で話した。作品は5枚1組で、仮面の美術展、闘牛大会、オオゴマダラの成長、畑になるドラゴンフルーツ、ターザン体験を表現した。「『こんな所にこんな物があるよ』とか、迫力があるものを描きたい」と言う。
 文章と描きたい絵の内容がずれないための工夫は、文章を書いた後にペンで絵を描くことだ。ターザン体験の絵日記は「後ろの葉っぱを1枚ずつ描いたので難しかった」と振り返る。次は「お花を描きたい」とランの花を指し、ほほ笑んだ。
 コンテストでは県内からこのほか、田渕鈴夏さん(10)=石垣市立真喜良小学校5年=が入賞した。絵日記は昨年6月からことし1月までに描いた作品を募集した。

訪れた仮面の美術展を色とりどりに表した上阪きらりさんの絵日記
上阪 きらりさん