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7月予定の参院選沖縄選挙区(改選1議席)は11日、社大党委員長で現職の糸数慶子氏(65)=社民、共産、生活推薦=と自民新人で社会福祉法人理事長の安里政晃氏(45)=公明推薦=の事実上の一騎打ちとなる構図が固まった。
候補者擁立を模索していた民主党県連が断念した。沖縄選挙区には幸福実現党の金城竜郎氏(49)も立候補の意向を示しているが、このほかに出馬の動きはない。
一方、政党そうぞうから比例代表に日本維新の会の公認候補として出馬を要請されている前浦添市長の儀間光男氏(69)は12日にも出馬を表明する。儀間氏の市長時代の後援会幹部が立候補すべきとの考えでまとまり、儀間氏も後援会の方針に全面的に従うとの意向を示したという。
このほか県内から比例に社民新人で沖縄平和運動センター事務局長の山城博治氏(60)が立候補する。
民主党県連は11日、党本部の意向を受けて選挙区擁立を断念すると発表した。比例で公認が内定していた県連代表の元職喜納昌吉氏(65)も選挙区とのセット戦術ができないなどの理由で出馬を辞退する。