JA人事 砂川理事長の続投内定 中央会長に新崎氏


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(左から)新崎弘光氏、砂川博紀氏

 JAおきなわ(砂川博紀理事長)の業務を管理、監督する同経営管理委員会(新垣仁清会長、委員24人)は14日、那覇市のJA会館で会合を開き、砂川理事長(65)が続投するなどの役員人事案を多数決で内定した。ただ理事長に金城巌代表理事専務(65)を推す声も強く、なお流動的な要素も残る。21日のJAおきなわ総代会後、委員が大幅に入れ替わる次期経営管理委員会があらためて決定する。

 経営管理委は、人事案を提示する役員推薦候補者委員会(委員8人)が候補者を一本化できなかったことを受け、2002年の単一JA発足後、初めて採決を実施。JAおきなわの役員人事について砂川理事長が続投し、代表理事専務に大城勉と普天間朝重の両常務が昇格する案を内定した。
 21日の総代会で次期経営管理委員25人を正式決定し、その後の委員会で人事を決定する方向だ。
 一方、JA沖縄中央会人事は、小那覇安優会長(71)の後任にJAおきなわ代表理事専務の新崎弘光氏(65)を充てる人事案を砂川氏を推す側が調整するが、JAおきなわ役員人事とも連動して流動的となっている。