ミニ四駆、父子で挑戦 きょう父の日


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父と子が共同作業する「ミニ四駆レース大会」=15日、那覇市の繁多川公民館

 きょうは父の日。那覇市の繁多川公民館で15日、親子ふれあい講座「お父さん、出番です!! ミニ四駆教室レース大会」が開かれた。

予定を超える38組、50人を超える父子が参加し、前の週に親子で作ったミニ四駆の速さを参加者同士が競い合った。父子らは歓声を上げ、レースに興じた。
 今年で3回目となる同大会に初参加した数藤隆登君(8)=那覇市立上間小3年=は父親の伸彦さん(48)=会社員=と訪れた。惜しくも2回戦で敗れた隆登君は「お父さんは優しい。勉強を頑張ったら本とかおもちゃとかご褒美をくれるから。父の日は肩たたきをしてあげたい。50回くらい」と笑顔で話した。
 同講座は日ごろ母親より子どもと触れ合うことの少ない父親を参加させようと始まった。同館を運営するNPOなはまちづくりネットの大城喜江子代表は「父親たちに、ぜひ“お父さん”を発揮してもらいたい。一緒に物を作る機会は少ないと思うが、男同士、速さだけでなく、共同作業を楽しんで」と語った。