地中ドラム缶問題 防衛相「国の責任で対応」


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 【東京】沖縄市のサッカー場の地中から、ベトナム戦時の枯れ葉剤製造会社の社名が記されたドラム缶が見つかった問題で、東門美津子沖縄市長は24日午前、小野寺五典防衛相と面談し、国の責任で徹底した調査をするよう要請した。

これに対し、小野寺氏は今週中に業者と随意契約し、ドラム缶の内容物や周辺土壌の汚染調査などを実施する方針であることを説明した上で、「地元の方が大変、心配されているかと思う。防衛省が責任を持って、最後まで対応していく」と述べた。
 同日午後、国、県、沖縄市で3者による会合が開催され、対応について協議する。
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