通り池で41キロ、大物アーラ


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 宮古島磯釣研究会「極」といえば、宮古島を中心にした大物釣りの名門クラブ。その中心メンバーの1人、仲間忠治さんは、6月15日から宮古島の通り池に大物狙いに出掛けた。夜9時に通り池のポイントに入って釣りを開始。何度か本命らしきアタリがあり、翌日午前3時ごろに10.5キロのミーバイが釣れた。

 1泊2日の予定だったが、釣れそうな予感がしたので、延泊することにした。16日は午後6時にポイントに入り、マグロの頭をエサに仕掛けを投入。午後7時前に本命らしきアタリがあったが、針掛かりせず、エサを付け替えて再び投入。午後7時半に小さな前アタリの後、大きく竿が締め込んだ。「がまクエインパルス100」を4点張りで固定していたので、「ペン12/0」のハンドルを必死で巻いた。

 途中何度か岩に張り付かれたが、強引に引き離し、3分後には海面にでっかいアーラミーバイが浮いた。同行のメンバーが2人掛かりで引き上げてくれたのが41.3キロの大物で、仲間さんにとって自己新記録のうれしい1尾。仲間さんは同行者やクラブのメンバーのおかげと感謝し、宮古島で日本記録の大物を釣りたいと抱負を語ってくれた。

 6月16日、金武町浜田漁港を会場に第18回MFG沖縄県支部フカセ懇親釣り大会が開催された。フカセ対象魚3尾の総重量で順位を競った。主な結果は次の通り。

▽1位=真鶴翔太(3尾、4.78キロ)

▽2位=田島司(3尾、4.02キロ)

▽3位=新垣享栄(3尾、3.65キロ)

6月16日、宮古下地島通り池で41.3キロのアーラミーバイを釣った仲間忠治さん(宮古島磯釣研究会極)
6月17日、熱田漁港で2.57キロ・67センチのイトヒキアを釣った本永健晃さん
6月16日、伊計でチヌマン51.3センチ・1.77キロと50センチ・1.7キロとイラブチャー38センチ・1.4キロを釣って優勝した真鶴翔太さん
6月19日、今帰仁海岸で64.3センチ・3.52キロのタマンを釣った新垣泰さん
6月16日、第18回MFG沖縄県支部フカセ懇親釣り大会で上位入賞した(左から)田島司さん、真鶴翔太さん、新垣享栄さん
6月1日、慶良間沖で18キロのイソマグロを釣った宮城梓さん(美好丸)
6月21日、西崎モクマオポイントで42センチ、54センチ、57センチのタマンを釣った上原隆志さん
6月20日、平敷屋海岸で1.38メートル・32.2キロのロウニンアジを釣った大城洋人さん
6月19日、東浜で51センチのイノーアカジンを釣った比嘉滉太さん