辺野古埋め立て、28日に告示縦覧 給与減額条例案も可決 県議会


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 県議会(喜納昌春議長)6月定例会の代表質問初日が26日、始まった。仲井真弘多知事は、沖縄防衛局が県に申請した名護市辺野古沖での公有水面埋め立て承認申請書について「形式審査を終了し、28日に告示縦覧を行う予定だ。引き続き関係法令にのっとり、手続きを進めていきたい」と述べた。新垣良俊氏(自民)の質問に答えた。

 代表質問に先立ち、県議会は県職員の給与減額条例案を賛成多数で可決した。条例案可決に伴い、今後、国による一方的な地方交付税の削減措置を行わないよう求める意見書も可決した。
 意見書は「国の政策目的によって地方の固有財源への介入をすべきではない」と批判している。意見書の宛先は衆参両院議長、首相、総務相、財務相。【琉球新報電子版】