ハンドの魅力発信 日本リーグの1985年生結集


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(左から)ハンガリーで活躍する銘苅淳選手、琉球コラソンの松信亮平選手と石田孝一選手=27日、那覇市内

 ハンドボールの国内トップリーグ・日本リーグに所属する1985年生まれの選手たちが、競技の魅力を発信しようと「ボーダーレス」をテーマに新たな取り組みを始めた。

販売中のオリジナルTシャツの売り上げを、講習会など普及活動に活用する予定だ。県ゆかりの選手たちも活動に加わり、あらゆるボーダー(境界)を越えて思いをつなげたいと意気込んでいる。
 きっかけは短文投稿サイト「ツイッター」でのやりとり。松信亮平選手(琉球コラソン)の呼び掛けに「自分たち中堅世代から行動を起こそう」と、約20人の選手が賛同した。販売目標は年間1千枚。来季から各地に選手が赴いて講習会を開く予定で、参加者にボールやグッズをプレゼントする構想も温める。
 「僕ら選手が発信することでハンドボールを通じた輪を広げたい」と松信選手。昨年7月まで日本リーグに所属し、現在はハンガリーで活躍する県出身の銘苅淳選手もメンバーの1人で「こうした活動から競技に興味を持つ人が増えて、『ハンドボール』に対する一体感が生まれるといい」と期待する。Tシャツはハンドボールのユニホームブランド「インパル」のホームページから注文できる。