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【南風原】台湾アイスホッケーナショナルチーム(U―18)のシルバーモンスターズがキャンプ合宿のため来沖し2日、キャンプ拠点のスポーツワールドサザンヒルアイスアリーナがある南風原町の町立中央公民館で歓迎式が行われた。
同チームは台湾リーグのチャンピオン。台湾の世界ランキングは100位台と、日本(18~20位)には及ばないが、ロシア出身のヘッドコーチ、クリストフ・コバゴさん(37)を迎え、技能向上を図っている。
2年前に北海道でキャンプしており、今回は県アイスホッケー連盟の誘致に応じ、沖縄での初キャンプが実現。
小中高、大学生の選手や家族ら54人が来沖した。8日まで県内チームと親善試合などを行い、観光を楽しんだ後、11日に帰国する。
ヘッドコーチのコバゴさんは「お互い学び合い、台湾の選手が日本でプレーできるように頑張りたい。沖縄で指導者が育ち、台湾でも活躍してほしい」と話した。
王韻慈(ワンインツー)選手(15)は「沖縄は空気もきれい。沖縄の皆さんと交流し、黒糖をお土産に買って帰りたい」と笑顔を見せた。