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並里成、NBA挑戦 強い覚悟で渡米

昨季まで琉球ゴールデンキングスで活躍した並里成。NBA入りを目指して奮闘している

 「NBA選手になりたい」―。大きな夢を描く172センチの小柄な司令塔は、飽くなき挑戦を続ける。日本人2人目となる米プロバスケットボールのNBA入りを目指し、昨季まで琉球ゴールデンキングスで活躍していた並里成が、6月末に渡米し、全米トップクラスのプロアマリーグ「Drewリーグ」に参戦している。

 国内では高校時代から“ファンタジスタ”の異名を持つ並里だが、NBAへの挑戦はこれで3度目。今回並里は、日本人がNBA入りにチャレンジする場を提供する、米・ロサンゼルスのチーム、ロサンゼルス・ループに拠点を置いている。同チームはプロチームではないため契約関係にはなく、NBAチームから声が掛かり次第すぐに契約できるようになっている。
 「最終的にはNBAが目標なので、それを優先に動く」と現在はフリーの状態で、10月に開幕するbjリーグ・琉球ゴールデンキングスに関しても「今のところ戻るつもりはない」と言い切るほど、覚悟を決めている。
 オフシーズンには現役のNBA選手も数多く参加するという「Drewリーグ」で、並里は現地時間の6月29日に初出場を果たした。出場時間は約17分と短いものだったが、2得点2リバウンドとチームに貢献。「まだ慣れない部分もあるけど、さまざまなタイプの選手がいて刺激になる」と印象を語った。
 「すぐには結果は出ないと思うけど、期待しててくださいよ」と自身を奮い立たせるように話した並里。24歳の“ファンタジスタ”が世界最高峰の舞台で躍動する日が待ち遠しい。
(仲本文子)

<プロフィール>
 並里成(なみざと・なりと) 1989年生まれ、24歳。172センチ、73キロ、沖縄市出身のポイントガード。コザ中、福岡第一高を卒業後、スラムダンク奨学金第1期生として渡米。昨季まで琉球ゴールデンキングスの一員として活躍、2011~12年のリーグ優勝に貢献した。