与那国町長選、外間氏が出馬表明 自衛隊誘致を推進


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外間守吉氏

 【与那国】外間守吉与那国町長(63)は6日、与那国町の久部良公民館で会見し、8月11日投開票の与那国町長選に出馬することを正式に表明した。自衛隊誘致推進などを政策に掲げる。

外間氏は自衛隊誘致に伴う町有地賃貸で発生した財源を活用し、小中学校の給食費無料化に取り組むことを強調。2015年度の自衛隊配備完了に向け、条件整備を進めると主張した。
 自衛隊誘致の理由として「自衛隊の衣食住を地元で賄ってもらうことで人、モノ、金が集まり、必然的に人口が増える。小泉構造改革に伴う人口減少の歯止めとなるのは自衛隊誘致しかない」と説明した。
 外間氏は1949年10月8日生まれ、同町出身。沖縄国際大学卒業後、福山海運専務に就任。78年、町議に初当選し、4期務めた。2005年8月、与那国町長に当選。現在、2期目。