子育ての味方誕生 伊江村初、サポーター7人


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修了証を手に意気込む伊江村初サポーター会員=6月26日、伊江村福祉センター

 【伊江】やんばる町村ファミリーサポートセンターと県労働者福祉基金協会主催の「子育てサポーター養成講座」が6月25、26の両日、村福祉センターで開講され、伊江村で初の7人のサポーター会員が誕生した。

 同センターは、子育てを手助けしてほしい人と手伝いをしたい人が会員となり、地域の相互援助活動を組織化し、有償ボランティアで応援するもの。子どもの急な発病で保育施設に預けられない場合や、保護者などの病気や急用時の預かりなどで利用されている。
 講座では、救命救急法や子どもの栄養と食生活などの研修があった。全過程終了後、村役場福祉保健課の金城和廣課長から修了証が手渡された。
 サポーターとなった内間恵さんは「親と一緒に子育てを考え、親の気持ちに寄り添いたい」と意気込んだ。同センターの崎山美幸チーフコーディネーターは「子育てに行き詰まらないように上手に利用してもらいたい」と話した。
 今後、村内で利用説明会や交流会を開く予定。利用案内や問い合わせは役場福祉保健課が行う。詳細はやんばる町村ファミリーサポートセンター(電話)0980(43)0232。(中川廣江通信員)