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和太鼓奏者・林英哲のコンサートが8月6日、国立劇場おきなわ大劇場である。林による演奏や、オーケストラとの共演などで実績のある「英哲風雲の会」のほか、北大東村の子どもたちと取り組んで5年目の「大東リズムプロジェクト」の成果も披露する。
「残波大獅子太鼓の設立時に助言を頼まれたのが沖縄とかかわった最初」と語る林。沖縄公演は2008年以来だ。「太鼓は生で見ないと伝わりにくい。40年間の活動で築いた独自の奏法をはじめ、太鼓にしかできないステージを出現させる。伝統的な文化を背負いながらも、伝統芸能の延長ではない。プロの技を感じてほしい」と呼び掛ける。
出演する田代誠は「北大東の子どもたちにも、衣装を着て本番のパフォーマンスを見せるのは初めて。触発されるような舞台にしたい」、和太鼓文化の研究を兼ねて参加するジョー・スモールも「子どもたちと一緒に素晴らしい舞台にしていけると思う」と語った。
昼の部が午後2時、夜の部が同6時30分開演。前売り一般4000円、高校生以下1500円。当日各500円増し。問い合わせは琉球新報社事業局(電話)098(865)5200。