来月４日、全島サッカー１万人祭り　沖縄初のＪ誕生後押し

　沖縄初のＪリーグクラブを目指すＦＣ琉球を後押しする機運を盛り上げようと開く参加型イベント「全島サッカー１万人祭り２０１３　みんなで行こうＪ」が８月４日、沖縄市の県総合運動公園陸上競技場とその周辺で開かれる。
　９日、沖縄市役所で実行委員長の具志堅朗・県サッカー協会会長や球団関係者らが会見し、来場を呼び掛けた。

　球団過去最多の１万１６５８人を動員した昨年に続き２回目の開催。当日は午後３時キックオフのＦＣ琉球―栃木ウーヴァＦＣ戦を前に、午前１１時から多彩な催しを開く。移動遊園地や「スタジアム飯」の販売、コンサートなどを予定しており、具体的な内容はＦＣ琉球のホームページで随時発表する。
　日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）に所属するＦＣ琉球は６月、日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）に準加盟申請し、Ｊ２の下部に来季発足するＪ３への参加を目指している。
　会見に出席したＦＣ琉球サポーター代表の池間弘章さんは「県民の皆さんや沖縄が大好きな人、みんなでスタンドで声を出してＦＣ琉球を上のステージへ押し上げたい」とあいさつ。具志堅会長は「（祭りは）観客動員のバックアップとなる行事。チームにも期待に応える活躍をしてほしい」と語った。
　チケットはコンビニエンスストアやＦＣ琉球事務局などで購入できる。一般前売り５００円（当日千円）、中高生３００円（同８００円）、小学生以下無料。同事務局（電話）０９８（９８７）１６１９。