琉球新報社 任期満了に伴う那覇市議選（定数４０）が１４日告示され、２１日の投開票に向けた選挙戦が始まる。４月の中核市移行から初の改選で、今後の県都の行方を方向付ける選挙となる。１３日時点で現職３６人、元職３人、新人１８人の計５７人が立候補を表明している。翁長雄志市長を支える与党が引き続き多数を占めるのかが最大の焦点。
待機児童の解消など福祉政策の在り方、一括交付金の活用法、雇用・経済対策も争点だ。
初の参院選との同日選ともなり、相乗効果による投票率向上も期待される。
現在の与野党構成（欠員１）は与党２７人、野党１２人。立候補予定者５７人のうち与党的立場が３５人、野党的立場が１４人、中立的立場を示しているのは８人。
政党別公認の内訳は自民１７人、社民３人、共産６人、公明７人、そうぞう２人、社大２人、民主３人。１７人が無所属となっている。
男性の立候補予定者は４９人、女性は８人。
立候補の届け出受け付けは１４日午前８時半～午後５時。１３日現在の市の選挙人名簿登録者数は２５万３０４０人（男性１２万３１６人、女性１３万２７２４人）となっている。
