【中国時報】台北の動物園、パンダが出産


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台北市動物園のジャイアントパンダ「円円(ユエンユエン)」が6日、メスのパンダ1頭を出産した。体長は約10センチ、体重約100グラム。足にけがをしたため、現在保育器に移されているが、食欲や排便の常用も良好で、傷が完治すれば母親の元に戻されることになっている。

 台北市動物園ではことし3月、人工受精を実施。6月12日から円円に食欲の減少が認められ、28日には営巣行動も確認されたため、同園では円円が妊娠したものと判断し、展示を控えていた。
 6日午後4時15分、同園関係者と中国の専門家陣が見守る中、陣痛が始まり、6時52分に破水。8時5分に出産した。園は幼名を「円仔(ユエンザイ)」と付けた。ジャイアントパンダは中国政府に貸与されたものだが、出産した子どもは台湾の所有となる。