慶良間でフカセ好調


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 暑い日が続くが、慶良間ではフカセ釣りが好調だ。大物狙いではガーラも釣れている。7月6日に関西から来沖した「Team Yaiba」事務局の土屋雄嗣さんは沖縄支部スタッフの田島司さん、名嘉山悟さん、渡嘉敷正樹さん、米原直樹さんの4人と慶良間の磯に渡った。

 日中の暑さを避け早上がりの予定で夜中の1時すぎに西崎港を出船。黒島のべーべーポイントと離れのポイントに分散して、釣りを開始。暗いうちはナガジューミーバイやハンゴーミーバイ等の中小型のミーバイ、ミミジャー等が釣れた。明るくなってグルクンやヒレーカー、イスズミ等が釣れ、時折2キロ前後のスマガツオやツムブリも釣れたりと、納竿の午後1時までコンスタントに釣れ、夏の磯釣りを楽しんだ。

 慶良間のフカセ釣りを初めて経験した事務局の土屋さんも、沖縄の魚の引きの強さを実感し、沖縄の釣りの魅力を堪能した。

 5~7日にかけて「Team Yaiba」沖縄支部の第2回懇親釣り大会が行われた。規定の魚、5尾の総重量を競う大会で、28人が参加して親睦を深めた。結果は次の通り。

▽1位=高江洲慎吾(5尾、5.76キロ)

▽2位=浦崎成友(5尾、5.52キロ)

▽3位=奥間義諭(5尾、4.16キロ)

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6日、慶良間の黒島べーべーと離れでいろいろな魚を釣った(左から)渡嘉敷正樹さん、米原直樹さん、土屋雄嗣さん、名嘉山悟さん、田島司さん(Team Yaiba)
9日、安田漁港で50.5センチ・1.54キロのカツオを釣った仲山大吉さん
6日、三重城で(左から)31.3センチのアーガイを釣った仲村知也さんと、カーエーの32センチを釣った屋宜優太さんと、30.5センチのイラブチャーを釣った照屋実次さん(彩流会)
10日、嘉手納で39.7センチ・1.26キロを筆頭に38.3センチ、31.5センチのカーエーを釣った久高宗さん
9日、都屋漁港で51.1センチ・2.74キロの県記録級のカーエーを釣った玉城舞さん
7日、泡瀬漁港で41センチ、1.05キロのチヌと33.2センチのガクガクを釣った目取真正哉さん
8日、慶良間の磯でガーラ116.5センチ・21.65キロを釣った幸喜清さん
7日、古宇利沖で110センチ・17キロのガーラを釣った長山松雄さん
10日、金武海岸で58センチ・2.68キロのタマンを釣った川上勝俊さん
7日、Team Yaibaの第2回懇親釣り大会で上位入賞した(左から)浦崎成友さん、高江洲慎吾さん、奥間義諭さん