第三のビール「沖縄だより」 オリオン・アサヒ初の共同開発


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第三のビールの新商品「アサヒオリオン沖縄だより」

 【東京】オリオンビール(嘉手苅義男社長)とアサヒビール(小路明善社長)は17日、東京・千代田区丸ノ内の東京商工会館で記者会見し、業務提携する両社で初となる共同開発商品「アサヒオリオン沖縄だより」を、23日から沖縄県と奄美地区を除く全国で発売すると発表した。

 「沖縄だより」は「第三のビール」で、沖縄の雰囲気や気分を県外の消費者に楽しんでもらうことを狙い2年前から開発に着手した。アサヒビールの「クリアなホップの香りを引き出す技術」と、オリオンビールの「二段ろ過製法」を採用し、さっぱりとした味わいと華やかな香りが特長となっている。
 製造はオリオンビールの名護工場で行う。オリオンビールの製造に適しているとされる軟水「やんばるの水」を原料にしており、オリオンビールの宮里政一常務は会見で「夏の沖縄気分を楽しめる商品が出来上がった」と話した。
 コンビニの店頭価格は税込み147円(350ミリリットル)。年内に5万ケース(1ケース=大瓶20本換算)の販売を目指す。
英文へ→Orion and Asahi co-develop third-category beer “Okinawa-dayori”