市民・環境団体が意見書 辺野古埋め立て


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県海岸防災課に辺野古埋め立て申請書への利害関係者意見書を提出した市民・環境団体関係者=18日、県庁

 沖縄・生物多様性ネットワークや日本自然保護協会など5団体は18日、政府が普天間飛行場代替施設建設を進める名護市辺野古の埋め立て申請書に対する利害関係者意見書960通超(郵送含む)を県海岸防災課に提出した。提出前に県庁で開いた会見では多様性ネットの吉川秀樹さん、自然保護協会の安部真理子さんらが「仲井真弘多県知事は一人一人の意見に耳を傾け、埋め立て申請を却下してほしい」と訴えた。同日で申請書の告示・縦覧は終了するが、消印有効のため「まだ間に合うので、自然を残したいと思う多くの人に、意見書を提出してほしい」と本日中の投かんを呼び掛けた。

 同日提出された意見書には「辺野古や大浦湾の豊かな自然と人の暮らしを守りたい」「これ以上の県内の基地負担は耐えられない」などといったさまざまな思いが託されている。
 申請書は県海岸防災課ホームページで確認できる。意見書は郵送で北部合同庁舎か県海岸防災課に届ける。
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