街の「命薬」感じて キジムナーフェスタ開幕


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開会式後にパレードする出演者たち=20日、沖縄市中央パークアベニュー

 【沖縄】世界各国の演劇やダンス、パフォーマンスなどが楽しめる「2013国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)」(沖縄市など主催)が20日、開幕した。「劇場は命薬」をテーマに28日まで、沖縄市民会館など市内13会場で世界19カ国から40作品、133ステージの発表がある。

 20日午後6時には、沖縄市民小劇場あしびなーで開会式があった。その後、出演者らが中央パークアベニューなどをパレードした。
 東門美津子沖縄市長は「人と人が織りなす愛と感動の世界を、世界のアーティストが見事に繰り広げる。フェスタが世界中の子どもたちから愛され、人や町の元気の源になるよう期待する」とあいさつ。
 アシテジ(国際児童青少年演劇協会)のイヴェット・ハーディー会長は「演劇と平和を語るのは、戦争とその後の困難を経験した沖縄こそふさわしい。活気あふれたフェスタは沖縄再生の証明だ」と評した。