【中国時報】少数民族の村で学生が慈善活動


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾の政治大学の学生はこのほど、夏休みのボランティア活動として、中国雲南省の少数民族の村に2週間滞在し、トイレ10棟を建設した。現地では小学生との交流なども行われ、多くの感謝の声に送られて帰国した。

 今回参加した学生は男子4人、女子3人の7人。台湾で40時間の訓練を受けた後、現地の工事関係者らの指導も受けながら作業を開始した。
 穴掘り、レンガ積み、コンクリートを使った作業などを行い、ドアがあり、有機肥料も作れる和式のトイレを完成させた。
 政治大学の雲南でのボランティア活動は、今回で5回目。ことし訪れた雲南省大理の村は雲南省の中でも辺境の地で、トイレのある個人宅は少ない。学生たちは過酷な環境の中でも明るく暮らす村民との交流を通し、大いに刺激を受けたと語った。