参院選 儀間氏、比例で当選 山城、西平、三宅氏は落選


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儀間光男氏

 第23回参院選の比例代表に立候補した日本維新の会新人で前浦添市長の儀間光男氏(69)が22日未明、当選を決めた。儀間氏は4万484票を獲得し、比例で6議席を獲得した日本維新の名簿登載者の中で3番目となった。

 同じく比例代表に県内から立候補した社民党新人で沖縄平和運動センター事務局長の山城博治氏(60)は比例で1議席にとどまった社民の2位にとどまり、当選に届かなかった。社民党は大田昌秀氏、山内徳信氏と続いてきた沖縄出身者の比例の議席がなくなった。県内から比例に出馬した共産党新人で党県委員の西平守伸氏(62)、緑の党新人の三宅洋平氏(34)も落選した。
 儀間氏は選挙戦で主に、所得格差の是正や教育機会の均等などを主張。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設も訴えた。