JALが沖縄PR ファーストクラスで県産食


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ファーストクラスで提供する機内食を試食する仲井真弘多知事(右)=22日、名護市のザ・リッツ・カールトン沖縄

 日本航空(JAL)の大西賢会長と仲井真弘多知事は22日、名護市のザ・リッツ・カールトン沖縄で会見し、8月から実施する第28弾JALグループ地域コラボレーション企画「ジャパンプロジェクト沖縄」の概要を発表した。

JALと県が連携し、8月の1カ月間、沖縄の魅力を国内線の機内誌やビデオで発信する。
 羽田空港国内線ターミナルのJALラウンジでは琉球紅茶などを含む14社の県産品も提供する。
 この企画は2011年5月からスタートし、沖縄を取り上げるのは昨年8月に続き3回目。
 毎月約400万部を発行する機内誌の国内特集は「沖縄県“人と自然が出会う島。石垣・西表”」と題し、八重山の自然や文化などを紹介。機内ビデオでは沖縄南部エリアの城跡などを紹介する。
 そのほか、羽田と結ぶ沖縄、福岡など4路線のファーストクラスで、ゴーヤーや紅イモなどの県産食材を取り入れたザ・リッツ・カールトン沖縄監修の機内食も提供する。
 大西会長は「沖縄の素晴らしい文化をぜひ国内外に発信し、より一層観光客を誘致したい」と話した。
 仲井真知事は「沖縄観光を次のステージに引っ張ってもらい、大変感謝したい」と述べた。