サンエー、「無印良品」FC展開へ 良品計画と契約締結


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 サンエー(宜野湾市、上地哲誠社長)は1日、衣料品や雑貨の「無印良品」を展開する良品計画(東京、金井政明社長)とライセンスト・ストア基本契約を締結した。サンエーのフランチャイズ(FC)化は11業態目。これまで県内他社が運営していた西原シティ内の「無印良品」のテナントを改装し、10月にも自前の1号店として展開する。

当面はこの1店舗の出店を予定。同店でサンエーのFC店舗は74店舗となる。
 現在、「無印良品」は西原シティを含め県内には3店舗ある。サンエーは消費者のニーズが多様化する中、より豊かな生活スタイルを提案できる新たな業態を検討。今回のFC化に、豊田沢経営企画部長は「西原シティは開店10周年に伴う改装計画中で、ブランド力がある無印良品は誘客力向上に大きな力になる。お客さまが喜んでくれる店舗を目指したい」と述べた。
 良品計画は東証一部上場。1989年6月設立。2013年2月期売上高は1876億円。7月現在の国内店舗総数は商品提供店を含めると386店舗。海外にも226店舗ある。