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【南城】4日に開催される地域の一大伝統行事・大綱曳き本番に備え南城市知念字知念(前城敬弘区長)で7月28日、同区農村広場で綱作りの総仕上げとリハーサルが行われた。
大綱曳きは、2003年度にふるさと文化再興事業として45年ぶりに復活。5年ごとに開かれている。4月から区長を先頭に60人態勢で実行委員会を立ち上げ取り組んできた。
材料のわらも金武町から取り寄せ2週間前から綱作りを開始。区民総がかりで完成させた。綱の長さがそれぞれ35メートル。今回から綱の太さを大きくしている。
4日は午後3時から道じゅねーとがーえーが行われ午後4時すぎから本番。前城区長は「これまで平板を綱の上に敷いて支度を乗せていたが、今回から戦前のように綱を太くして支度を直接大綱に乗せる。見応えある大綱曳きになる」と市民ら多くの参加を呼び掛けている。(知花幸栄通信員)