思い切り外で遊ぶぞ 福島から40人来県


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「ティーダキッズプロジェクト」で来県した福島県の小中学生ら=1日、那覇空港

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の影響で、屋外活動が制限されている福島県の子どもたちを伊江島に招く「ティーダキッズプロジェクト」(加藤彰彦実行委員長)の一環で1日、小中学生40人が来県した。那覇空港に着いた子どもたちは「思い切り外で遊びたい」と口々に語った。

 ことしで3回目。12日まで伊江村内に民泊して住民と交流する。郡山市立朝日が丘小6年の澤村律夢(りずむ)さん(11)は「海に入りたい」と笑顔を見せた。出迎えた伊江村職員の新城米広さん(45)は「自然と触れ合い元気になってほしい」と話した。同プロジェクト実行委は事業継続のため寄付を募っている。振込先は沖縄銀行本店(普通口座)2422412、口座名「ティーダキッズプロジェクト実行委員会」。