伊藤忠商事、働き方を朝型に 残業削減で早朝手当増額


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 仕事は深夜よりも早朝に―。伊藤忠商事は2日、残業削減に向け社員の働き方を夜型から朝型に変えるため、深夜の残業を禁止し、早朝の時間外手当を増やす新たな制度を10月から試験的に始めると発表した。

 夜の残業は疲れる上、区切りがつきにくく効率が悪い。同社は「業務の効率化や健康管理だけでなく、家庭や子どもを持つ女性も働きやすくなる」と新制度の狙いを話している。
 新しい勤務制度の狙いは、勤務時間の午前9時から午後5時15分の間に仕事をできるだけ終わらせ、残業しないようにすること。やむを得ない場合も、翌朝に「残業」するようにする。
(共同通信)