【中国時報】飲酒運転防止へ駐車場に検知器


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 台湾の新北市は8月から、飲酒運転防止策の一環として、市内すべての公営駐車場にアルコール検知器を設置した。アルコールが検出されれば、駐車料金の大幅な割引が受けられるシステムを導入した。近隣の飲食店にもチラシを配るなど、周知に乗り出している。

 検知器の使用は、駐車場利用者が自発的に行うもので、アルコールが検知されれば、朝までの駐車料金が半額から無料まで、大幅に軽減される。公営駐車場の利用を促進するため、ピーク時間帯以外の料金引き下げも実施した。
 市交通局によると、飲酒運転には車の所有者の盗難への心配や車を置いていくことによって発生する駐車料金の負担が動機となることも少なくない。市は新たなサービスが飲酒運転防止につながることを期待している。