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米海兵隊の輸送機MV22オスプレイの追加配備に反対する市民団体や住民らは5日午前9時から、米軍普天間飛行場野嵩ゲート前で抗議集会を開いた。国会議員や県議らも参加し、集まった百数十人が基地に向かって配備反対の声を上げた。
この日は午前6時半ごろから一部の市民団体が現場に集まり抗議を始めた。ゲート前の横断歩道に出ていた住民を県警の警察官が歩道に押し戻すなど一時小競り合いもあったが、大きなトラブルにはならなかった。
浦添市から参加した田場盛順さん(70)は、「県民がこれだけ反対の声を上げても政府は何も聞いてくれない。地域の声を聞かなければ主権国家とは言えない。体力の続く限り反対の意思表示をしたい」と追加配備の撤回を求めた。
米軍岩国基地(山口県)から新たにオスプレイが飛来する動きが見えないことから、集会は午前10時に一時解散した。あらためて午後1時から抗議集会を再開する予定。
【琉球新報電子版】