「ごーやー茶」アジアへ えん沖縄、県内でもきょう発売


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県産「ごーやー茶」を県内とアジアで発売すると発表するえん沖縄の又吉真由美代表(中央)ら=5日、那覇市のえん沖縄

 えん沖縄(又吉真由美代表)は、県産「ごーやー茶」を県内のほか、香港や中国の上海などで販売する。県内とアジアの両面販売をにらんだ商品づくりは初めて。

第2弾の商品も検討している。
 県内は沖縄ファミリーマートとリウボウストアで6日から、香港は12日から順次販売を始める。香港はスーパーなど860店で取り扱う。沖縄ファミマは500ミリリットル入りペットボトル1本を税込み100円で販売し、1日千本の販売が目標。県外は1本10香港ドルで、来年3月末までに65万本の売り上げを目指す。
 上海はテレビショッピングで販売を始め、9月に3千ケースを出荷予定。又吉代表は「アジアではゴーヤーが多くの方に好まれていることから商品化を発想した。海外と県内のバイヤーから味やパッケージについて意見を受けて開発した。すっきりした味わいで幅広く飲んでほしい」と話した。
 アジアでの販売促進には沖縄旅行の贈呈や割引販売などのキャンペーンも実施する。ごーやー茶は比嘉製茶の茶を使用、琉球アジアンビバレッジが製造する。