米軍ヘリ墜落事故現場で人体の一部発見


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 米空軍嘉手納基地第18航空団報道部は6日正午すぎ、宜野座村の米軍中部演習場内で5日に墜落した空軍所属HH60救難ヘリ事故現場の捜索により、人体の一部を発見したと発表した。事故後に行方不明となっている乗組員の1人かどうかは現時点で不明だという。発見を受け、捜索活動を中止した。
 米軍は現場周辺での鎮火を確認し、事故調査官が現場入りできるよう、安全確認の作業に当たっている。5日に無事救出された乗組員3人については、海軍病院で適切な治療を受け、容体も安定しているという。
 第18航空団は事故現場回復作業に集中するため、運用上必要な任務を除いて6日の飛行訓練を中止した。固定翼機の飛行訓練は7日に再開するとしている。救難ヘリ飛行隊の飛行訓練再開時期については未定だという。【琉球新報電子版】