与那国町長選告示 崎原、外間の2氏が届け出


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崎原正吉氏  外間守吉氏

 【与那国】与那国町長選は6日告示され、元町役場職員の無所属新人、崎原正吉氏(65)=社民、社大、共産推薦=と、自民党現職の外間守吉氏(63)=公明推薦=が立候補を届け出た。2人以外に届け出はなく、自衛隊配備に反対する崎原氏と配備推進を掲げる外間氏による一騎打ちが確定した。投開票は11日。

 自衛隊配備計画への賛否が最大の争点だが、農業振興や台湾との国境交流、過疎化対策の手法にも違いがある。
 2日現在の有権者数は1128人(男性569人、女性559人)。
 崎原正吉(さきはら・しょうきち) 1947年10月28日生まれ、同町出身。中央高校卒。67年に町役場配属。経済課長、福祉課長などを歴任し、2003年に退職。11年から自衛隊配備反対派の与那国改革会議議長。
 外間守吉(ほかま・しゅきち) 1949年10月8日生まれ、同町出身。沖縄国際大卒。78年に与那国町議に初当選し4期務めた。86年からの4年間は議長。05年の町長選で初当選。09年も当選し、2期8年務めた。
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