米軍ヘリ墜落で県町村議会議長会が抗議決議


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 【北谷】県町村議会議長会(中村勝会長)は7日、北谷町のちゃたんニライセンターで臨時総会を開き、米軍HH60救難ヘリ墜落事故と垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの追加配備、ステルス戦闘機F22ラプターの暫定配備延長に対する抗議決議を全会一致で可決した。
 決議文は事故原因の徹底究明と県民への公表、事故の再発防止などを求めている。宛先は内閣総理大臣、駐日米国大使など。
 中村会長は「ことし1月には上京してオスプレイ配備撤回を求める直訴行動をしたが、日米両政府は沖縄の声を完全に無視している。墜落事故は県民に恐怖を与え、断じて看過できない」と述べた。【琉球新報電子版】