子どもたち 組踊に挑戦 山城亜矢乃研究所


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
子どもたちによる組踊「女物狂」=読谷村文化センター

 安座間本流大北満之会山城亜矢乃琉舞研究所はこのほど、読谷村文化センターで、開設7周年を記念した第1回発表会「舞遊(まいあし)び~初心(はちぐくる)~」を開催した。

 山城と、幼稚園児から中学生までの門下生13人が出演。安座間澄子が振り付けた「与那国のマヤー小」や、組踊など11演目を披露した。
 組踊は「女物狂」「花売の縁」「銘苅子」から抜粋して上演。「花売の縁」では、かわいらしい猿の演技が客席を沸かせた。山城は「銘苅子」で天女を演じた。下界でできた子を残して天に帰ることをためらう場面で、母性をにじませた。地謡は名城一幸、喜納吏一、徳田泰樹、仲大千咲、金城裕幸。宮城本流鳳乃會と宮城本流鳳綾羽乃會嘉手苅林一組踊研究會が組踊に協力した。